【埼玉の本社ワキに併設された整備工場】
原一探偵事務所の本社ビルの隣に板金加工のできる自動車整備工場が併設されています。
これが何なのか話を聞いてきました。
原一探偵事務所 探偵業届出番号:埼玉県公安委員会 第43070145号
原一探偵事務所の本社は埼玉県川越市にあり、その周辺の4つの駐車場に100台以上の自社車両を保有しています。
都心から1時間もかかる片田舎にわざわざ本社を置いているのは、安い車庫スペースを確保するためとのこと。
そして本社ビルに隣接して自前の自動車整備工場を持っており、そこで自社車両を整備しています。
さて、車両尾行というものは、ターゲットと同じスピードでただ後ろからついて行くようなものではありません。
そんな素人みたいなやり方ではすぐにバレてしまいます。
間に車を入れて離れた後で追いついたり、チーム車に監視させながら急いで先回りをしたり、いろいろなテクニックを使うのです。
こうした運転は車に大きな負担をかけます。
その台数が100台を超えるとなると整備費も大きなものになってきます。
車両の不調で調査に支障をきたすようなことは、万が一にもあってはなりません。
そこで自前で工場を持って整備しているのです。
一方で、この工場は一般の方の車の整備も請け負っており、自社の調査車両の整備が少ない時はそれで稼ぎます。
自前の工場を持つことが逆にコスト増になってしまわない工夫もちゃんとされているのです。
こんなことをしている探偵社は他にはありません。
【上掲写真: 少し奥にはいったところ】
【工場入り口外の右手: 自社バイクも整備】
【内部風景: 本格的な自動車整備工場】
ここは板金加工も可能な本格的な整備工場です。
張り込み用の特殊車両への改造等も自社で行います。
例えば、車体に穴を開けてカメラやCCDの装着孔を作り、カーナビに偽装したモニターにケーブルを引くなどです。
こんなことをしている探偵社もおそらくハライチだけです。
複数の特殊車両が必要に応じて、ここ埼玉本社から全国に出動していきます。
5回目の取材の際に、この工場で作った最新の機材を見せてもらいました。
遠隔監視車両とピザ配達バイク風カメラ内蔵車の2種です。
そのついでに、工場の中と外を改めて見せてもらいました。
本社の取材は3回目で、工場を見るのは2回目です。
【自動車整備工場内のようす】
前回は入り口からのぞいただけでしたが、こうして中まで入ってみると、工場の本格さがわかります。
次に本社ビルわきの入り口ではなく、横から見た写真を撮ってみました。
【整備工場の正面(外装塗装変更後)】
国道側から見るとグレーの本社ビルの横奥に小さな工場がある印象です。
しかし、側道に入って横から見ると、かなり大きな工場であることがわかります。
というか、工場にとってはこちらが正面です。
が・・・・何か違和感を感じました。
見たことがない風景、という感じ。
そこで調査員から外装の塗装色が変わったせいでは?と示唆されました。
そうです!
以前は淡い黄緑だったのが、濃いオレンジに変わっています。
ともかく、原一はこんな本格的な工場を自社敷地内に持って、一般人の車の整備とともに、特殊な調査車両の改造も行っているのです。
原一探偵事務所は、調査装備が充実した探偵社として知られています。
特に車両やバイクの保有数については国内トップクラスです。
そもそも本社を埼玉県の都心部から離れた川越市においているのはなぜか?
それは大きな駐車スペースを低コストで利用するためです。
では、具体的にどんな車やバイクを使っているのでしょうか?
これまでの取材記事をお読みください。