自動車|原一探偵事務所の専門装備

調査車両|ハライチの装備紹介

自動車とバイク

【バリエ豊かな車両とバイク】

 

 

業界随一の充実ぶりを誇るハライチの調査装備を紹介するコーナー。

 

今回は100台以上の自社車両。

 

大量の車を保有することの意義について聞いてきました。

 

車両の保有数がなぜ重要か?

Q. 「自社保有の車両が100台以上」と聞いても、ほとんどの人は「それがどうしたの?」と思うが。

 

探偵F氏(指令部): 「車がたくさんあってよかったね」と言われます。(笑)

 

冗談はさておき、車による尾行では頻繁に車両を入れ替えることがバレないために極めて重要なのです。

 

最低2台は使って、交互に接近します。

 

その場合もたまたまそこを走っていた関係のない車を何台かはさみますが。

 

怪しまれてる、と感じたら、すぐに別の車を派遣して入れ替えます。

 

Q. その場合、そちらの判断で追加した車の分が追加請求されるのか?

 

探偵F氏:予算はオーバーしますが、調査成功が優先で、当方で判断した車両入れ替えについては追加請求しません。

 

これは車両を豊富に持っていない探偵社にはできないことです。

 

また、細い道などに入られた場合、そのまま追っては完全にバレますから、バイクが先回りして誘導するといったことも行います。

 

状況によっては何台もの車両とバイクが連携して尾行します。

 

Q. 各車両はどんな風に連絡を取り合うのか?

 

探偵W氏:全車・全バイクに無線機器が配備されていて、チーム全員で情報共有して追尾します。

 

無線は1台10万円以上するので、これも他社では持っていないことが多いです。

 

携帯では1対1でしか通話できないし、端末の操作が必要だし、プロの尾行には使えません。

 

Q. 車両尾行において、十分な数の車両とバイクはプロとしての基本装備ということなんですね?

 

探偵F氏:その通り。しかも車種はセダンから軽トラまで、バラエティー豊かでないといけません。

 

軽トラや宅急便のバン風のものは主に張り込み用。

 

何かの業者の車は、見知らぬ土地で長時間停車していても不自然ではないからです。

 

車両尾行用の車は乗用車ですが、いろいろな車種を混ぜて、自然を装います。

 

1台で尾行は簡単にばれる

Q. しかし、車両・バイクと無線だけで相当な固定費ですね。

 

探偵F氏:原一探偵事務所の本社が、埼玉の片田舎にあるのはなぜだと思います?

 

大量の自社保有車両の車庫スペースを安価に確保するためです。

 

都心にオフィスを構える個人事務所は、何台もの車を保有するのはコスト的に無理です。

 

都内は車庫スペースがとても高価ですから。

 

だから、往々にして彼らは1台しかない車で尾行します。

 

しかし、同じ車が30分も後ろについてきたら気づくと思いませんか?

 

警戒していないドライブの時でも変だなと思うはず。

 

まして、浮気していて警戒してたらどうでしょう?

 

十分な車両も持ってないのに自動車尾行するということは、防弾チョッキもブーツも銃もなしに戦場に行くようなもの。

 

一言で言って素人であり、すぐに討死してしまいます。

 

車両は探偵仕様に改造

Q. 車は探偵仕様に改造していると聞いたが。

 

探偵W氏:原一探偵事務所は自社の板金工場を保有しており、車両に専用の改造を施しています。

 

例えばボディに穴を開けてカメラを搭載する、後部の窓をマジックミラーにする、などです。

 

こうした工夫によって探偵業務がスムーズかつスピーディーに行えるようになります。

 

こうした改造は自社保有車両でないとできません。

 

自社の修理工場を持っていることは、車のこまめなメンテナンスにも役立っています。

 

車両の不調で調査が妨げられるなど、決して許されませんから。

 

チーム車両尾行テクニックの一例

Q. プロの車両尾行テクニックのさわりを教えてほしい。

 

探偵F氏:例えば、次のようなことが初歩、基本テクニックです。

  • 一番近い車でも真後ろにつけず、1台は空ける
  • その車が無線で他の車を誘導。他の車はターゲットからかなり離れている。
  • 無線で連絡を取り合いながら、ターゲットに一番近いポジションを交替していく。
  • 無線のやり取りでターゲットの通る道を予想し、脇道で待ち構えていた車が出てきて交替するなどの技もあり。
  • バイクは小さな路地に入ったり、渋滞に巻き込まれて遅れを取った場合に車の間を縫ってターゲットに追いつき、チームの車を無線誘導したりする。

 

ハライチには、こういう複雑な連携プレーをいつでも確実にできるように訓練された調査員がたくさんいるのです。

 

その背景には、膨大な時間の練習と実践があります。

 

失敗せずに確実に成果を得たいなら、我々にまかせてほしいですね。

 


調査地域に馴染む車を投入

調査現場であまり見かけない、違和感のある車を投入すると、それだけで発覚のリスクを冒すことになります。

 

原一探偵事務所は単に保有車両数が多いだけでなく、バリエーションも豊かです。

 

その中から現場との親和性も意識しながら、投入する車両を選定します。

 

地元ナンバー優先

あまりに遠い地域のナンバーの車が走っていると目立ちます。

 

特に横浜などはこの問題に敏感な地域で、横浜ナンバー以外の車が停まっていると警戒されます。

 

だから横浜の現場では横浜ナンバーの車を投入するのが原則です。

 

しかし、尾行が横浜で始まって、横浜ナンバーの車で名古屋まで追ったとすると、今度は「なぜ、こんなところに横浜ナンバーの車がいるのか?」と怪しまれる可能性が出てきます。

 

原一探偵事務所は全国18カ所に拠点があるので、遠方の調査になった場合は最寄りの拠点の応援を頼むことで、この問題を防げます。

 

高級住宅街には外車等

高級住宅街で汚れた国産車が停まっていると非常に目立ちます。

 

車を1台しか持っていないような探偵社に頼むと、そんな張り込みになってしまいかねません。

 

原一探偵事務所では、そういう地域に馴染む高級車・外車も保有しています。

 

フォルクスワーゲン

【フォルクスワーゲン】

 

探偵W氏: 「うちは外車もある」とメディアに話すと「それはさすがに嘘でしょう」と言われるが、本当の話です。

 

高級住宅地の調査では必要だし、探偵の車とは絶対思われないので他でも使えます。

 

だいたい、いい車、新しい車、ピカピカに磨かれたキレイな車などは怪しまれにくいのです。だから洗車はこまめにしています。

 

田舎には業務車両風の車

田舎では見慣れない乗用車が停まっていると目立ちます。

 

住民がみな同じ苗字の親族で、よそ者が来ているという連絡が地域一帯に回ってしまうような場所もあります。

 

そこで原一探偵事務所では、田舎での張り込み用に業務車両風に偽装した車も持っています。

 

鍵サービス業偽装車両

【鍵サービス業偽装車両】

 

探偵も作業着などを着て張り込みに当たります。

 

車両尾行ではバイクの役割も重要

車両尾行の際は1台だけで追うのではなく、複数の車でチームを組みます。

 

チーム尾行の原理は、徒歩尾行の場合と共通です。

 

そして2~3台の車にバイクを1台足しておくのが基本のフォーメーションです。

 

バイクは車に比べて機動性に富んでいます。

 

渋滞に巻き込まれても側道を走って前に出て、ターゲットの追尾を続け、チーム車を誘導できます。

 

車が行けない細い道も行けるし、徒歩尾行との遷移もスムーズです。

 

下記のページでは、原一さんが保有するバイクの種類や用途を紹介しています。

 


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これを取材した記事です。